みんなのわっはっは通信 2月号

 

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こんにちは。

みんなのわっはっは通信 2月号が発行されました。

今月のラインナップは

 

◆2月3日は節分です。

節分とは、豆をまいて鬼を退治して新しい季節をを迎えましょうという日本古来の伝統行事です。

豆まきとは大豆を炒って豆をまいて、年の数だけ拾って食べるというのが一般的ですよね。この鬼を退治するときにまく豆は「魔滅(まめ)」に通じ、無病息災を祈る意味があります。

そしてこの豆、実は歯にもとてもいいのです。

大豆は歯の土台となるタンパク質を、歯の石灰化を促進するカルシウムを多く含んでいます。またこれらを調整するミネラルも含んでおり歯にとっては理想的な食品になります。

加えて大豆を食べることでしっかり咀嚼する力や咬合力が養われたり、その時に唾液が出るため唾液の恩恵を受けたりとまさに万々歳です。

大豆は節分の時だけでなく「虫歯め!(虫歯滅)」と思って毎日食べたい歯の健康食品の一つでもあります。

 

◆乳歯が永久歯に生え変わる過程でしばしばこんな相談を受けることがあります。

上の前歯が変な向きで生えてきてしまいました・・・。

みると 上の真ん中の歯が外側に開いたハの字で生えています。

すごく楽しみにしていた前歯がこんな向きだったら心配するのは無理もありません。

しかし 心配ご無用!

実は この時期は歯科の世界では Ugly Duckling Stage (みにくいアヒルの子の時代)とよばれています。

 

「みにくいアヒルの子」とはおなじみアンデルセンのお話で、1羽だけが醜い姿で兄弟たちにいじめられる子が成長するにつれ美しくなり、実はなんと白鳥だった・・・というお話

この時期は前歯がすきっ歯になってなんとも・・・ですが、この真ん中の歯のすきまを閉じるように隣の歯が生え、そして犬歯が生える時にはきれいな歯並びになるという仕組みになっています。

焦らず、隣の歯が生え変わるのを待ちましょう。

 

しかし、時々、前歯の歯と歯の間に余分な歯(過剰歯)があったり、前歯の間に唇からのスジ(上唇小帯)がしっかり入り込んでいるなど、治療が必要な(自然には治らない)すきっ歯の場合があります。

そのようなことがないかを確認するのが定期健診です。

是非定期検診にいらして頂き、安心して生え変わりを迎えて頂きたいと思います。

 

歯並びの内容は来月にも続きます。

今月も役立つ情報が盛りだくさんでした!

 

みんなの歯医者さん